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2006年6月 5日 (月)

"文学少女〟シリーズの名言集

Photo_7 “文学少女”シリーズ

著者/野村美月

イラスト/竹岡美穂

ファミ通文庫/エンターブレイン

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書くことは人を救わない。

(”文学少女”と死にたがりの道化/井上心葉/P206)

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ねぇ心葉先輩。

それでもあたしは生きていかなきゃならないんですか?

あたしに生きろって言うんですか?

死ぬのは間違ってるっていうんですか?

あたしは楽になっちゃいけないんですか?

(”文学少女”と死にたがりの道化/竹田千愛/P231)

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「心葉くん、きみに先輩として、人生の真理をひとつ教えてあげるわ」

「なんですか」

「他人が作ったお料理は、自分が作ったものより十倍おいしいのよ」

「屁理屈です」

「でねでね、心のこもったお料理は、さらに百倍おいしいの。これも本当よ」

(”文学少女”と死にたがりの道化/天野遠子/P196)

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「まぁまぁ、うちのお兄ちゃんが・・・?
普通のおとなしい子だったのにねぇ。

まぁどうしましょう。

まぁ、印税が×億円!

お父さんの年収の二十倍!」

(SUBARUさんの寄贈/”文学少女”と死にたがりの道化/井上心葉の母/P6)

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「きっと赤ん坊の頃からばあやに育てられて、ペンより重いものを持ったことがないんだぜ」

(SUBARUさんの寄贈/”文学少女”と死にたがりの道化/井上心葉を噂する誰か/P6)

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―――コノハには、きっと、わからないだろうね。

(SUBARUさんの寄贈/”文学少女”と死にたがりの道化/井上心葉/P149)

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人間の感情で一番強いのは憎しみじゃないすか?

愛情は時間が経てば薄れて変わってゆくものだけど、ホンモノの憎しみはそう簡単には忘れられないものだし、時間が経つほど強く大きくなってゆくもんだと思いませんか?

(”文学少女”と飢え乾く幽霊/櫻井流人/P66)

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ただ、側にいてくれた。

きっと、それだけでも救われることはあるのだ。

(”文学少女”と飢え乾く幽霊/井上心葉/P206)

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「どうして、わたしの弱点を知っているの?」

「愛しているから」

(”文学少女”と飢え乾く幽霊/遠子&麻貴/P238)

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過去には戻れない。

進む未来は、どんなものかわからない。

けれど、傷つきながら、泣き叫びながら、ときに癒されながら、人はみんな不確かな物語を生きてゆく。

(”文学少女”と飢え乾く幽霊/井上心葉/P316)

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「と、とととととととと~~こ先輩」
「……次のページ、めくって、心葉くん」

(はみーさんからの寄贈/“文学少女”と死にたがりの道化/遠子と心葉/P248)

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「……っ、なにも、知りたくなかった……。

誰とも近づきたくなかった……会わなければよかった……」

(はみーさんからの寄贈/“文学少女”と繋がれた愚者/心葉/P252)

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「そうね。でも、わたしは、心葉くんの妄想じゃないわ」
「わたしは、ここに、ちゃんと存在しているわ」

(はみーさんからの寄贈/“文学少女”と繋がれた愚者/遠子/P256)

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「今日、心葉先輩が、舞台を放り出したりしないで、ちゃんと来てくれて、よかったです。

心葉先輩は、あたしに、生きろって言ってくれた人だから」

「ぼくも、竹田さんと同じなんだ。ずっと仮面をかぶっていたし、他人と深く関わることを避けていた。けど、この劇をやり遂げたら、そんな自分を乗り越えられるような気がするんだ。ぼくだけじゃなくて、芥川くんも……」

「なら、あたしはそれを見せてもらいます。そしたら、あたしも希望が持てます」

(はみーさんからの寄贈/”文学少女”と繋がれた愚者/千愛と心葉/P262)

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あたしは彼女の思うまま、自由に、恋を貫いてほしかった。ただ心の欲するまま、自由に――。
 そんな縛られない魂こそ、あたしが憧れ、渇望するものだったのだから――。
 彼女の魂は、最後のあの瞬間、稲妻のように輝いていた。
 半年かけて書き上げたこの物語は、誰にも見せることはないだろう。

この世でただ一人しか知らない――そんな物語があってもよいのだ。

(はみーさんからの寄贈/”文学少女”と飢え渇く幽霊/麻貴/P306)

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傾いて沈んだ夕日は、夜を越えてまた昇る。

(天道さんからの寄贈/“文学少女”と死にたがりの道化/遠子/P251)

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「わからない――わからないよ。もしかしたらぼくは間違ってるのかもしれない。きみにひどいことを言ってるのかもしれない。けど、やっぱり死んだらダメなんだ。どうしてダメなのか、今は上手く説明できないけど、きみが生きる理由を探す手伝いをするから! だから死ぬのはもう少し待って! もう一度生きて! 生きようとして! 一緒に考えるから。一緒に悩むから! それならぼくにもできるから!」

(天道さんからの寄贈/“文学少女”と死にたがりの道化/井上心葉/P232)

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書くことで救われることもあるんだなって思ったんです。きっとそういうこともあるんです。

(天道さんからの寄贈/“文学少女”と死にたがりの道化/千愛/P245)

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書くことで癒され救われることも、もしかしたらあるのかもしれない。

(天道さんからの寄贈/“文学少女”と死にたがりの道化/心葉/P245)

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彼のそんな不器用さをかたくななまでの誠実さを、ぼくは否定してしまいたくない。
たとえ、それがどんなに愚かでも、間違っていても。
きみは、考え抜いて、その道を選んだのだ

(天道さんからの寄贈/“文学少女”と繋がれた愚者/心葉/P267)

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傷ついても、傷つけても、新しく生まれるものがある。

育ってゆく絆がある。

それを信じて―。

(天道さんからの寄贈/繋がれた愚者/心葉/P302)

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本を閉じれば、物語は終わってしまうのかしら?いいえ!それはあまりにも味気ない読み方だわ。
あらゆる物語は、わたしたちの想像の中で無限に続いてゆくし、登場人物たちも生き続けるのよ。
わたしたちは、その物語を、明るい光に満ちたものにすることもできるし、哀しく切ないものにすることもできる。

(天道さんからの寄贈/“文学少女”と繋がれた愚者/遠子/P280)

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美羽のことがなければ、ぼくは他人を疑ったり、恐れたりせず、白く強い心を持ち続けることができたのだろうか。
失敗するたびに、人は臆病になり、汚れてゆくような気がする。
小学生の芥川くんも、大きな失敗をした。その時の記憶は、今も彼を苦しめている。
美羽のことを思い出すたびに息が出来なくなるぼくと、鹿又さんにたいして自責の念を抱き続けている彼は、きっと似ているのだと、苦い気持ちで思った。

(天道さんからの寄贈/“文学少女”と繋がれた愚者/心葉/P168)

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それは憎しみでも、怒りでも、呪詛でもない、親友を想う純粋な叫びだった。

(天道さんからの寄贈/“文学少女”と穢名の天使/心葉)

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わたしは本が大好きで、本を読むことで、たくさんの幸せをもらったし、慰められたし、癒されたわ。

(天道さんからの寄贈/“文学少女”と穢名の天使/遠子)

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コメント

ライトノベル名言図書館、好きな本についても取り上げてあって、とても嬉しいし、本を読むのが好きな人が他にもいると分かって親近感がもてます。
しかし一つ。
文学少女のページで、「―――コノハには、きっと分からないだろうね」という台詞がありますが、この台詞はコノハの台詞ではないです。
この時点では、コノハの好きだった人、と言うことだけが分かっている謎の人物がコノハに言った回想シーンです。
生意気なことを言ってすいません。このシリーズが大好きなので、つい言わずにはいられませんでした。
長々と失礼致しました。

投稿: うーたーほるん | 2009年5月 3日 (日) 20:59

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受信: 2006年6月 5日 (月) 11:40

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