書評/学園キノ
学園キノ
著者/時雨沢恵一
イラスト/黒星紅白
電撃文庫/メディアワークス
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今月最大の話題作!?
数ヶ月前から楽しみにしていた人も多いのではないでしょうか(笑)
おもしろいかと聞かれれば、おもしろいと答えます。
ただ絶賛できるかと聞かれれば、首を傾げます。
「ネタものだから」と言われればそれまでなのですが、
グダグダ感は否めないところです。
そこを気に入るかで評価が割れそうです。
まず折り込みのイラストが最高です(≧▽≦)
明らかにキャッチコピーとイラストが矛盾してます!
中に挿絵がないのは残念でしたが、それを補って余りあるカラーイラストでした。
物語はそこそこ荒唐無稽です。
笑いポイントは無数にありました。
それだけでキノファンは楽しめることでしょう。
静と陸に作者が殺されたときの、本編のパロディは特に気に入りました!
その後、静と陸が自分で自分を描写してますし(笑)
こういうのを一番期待していました!
しかし、思ったより本編のパロディが少なかったのは残念です。
あと、それぞれの人物の性格や喋り方が本編と全く違うため、名前だけを借りて、違う物語をやっているだけという印象を受けました。
たまに作者自身の言葉が本分に混ざるのも物語に集中する妨げになり、読みにくいだけでした。
企画は大変おもしろいのですが、作者がうまく料理できているかというと、……微妙ですね。
おもしろいところも多いのですが、ギャグが滑っていたところも多かったです。
続きをやりたいそうですが、作者にはキノの旅本編を頑張って書いて頂きたいところです。
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