書評/死神とチョコレートパフェ
死神とチョコレートパフェ
著者/花凰神也
イラスト/夜野みるら
富士見ファンタジア文庫/富士見書房
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あとがきより。「コメディ8割シリアス2割」
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良い点
主人公とヒロインのどこかズレたやり取りの数々に、思わず笑みがこぼれてしまいます!
コメディとしてかなり秀逸で、きっちり笑わせてもらえました。
主人公が死ぬはずだった理由が特にツボ!
石を蹴り、その反動で後ろに倒れた後、置き忘れてあった三輪車のサドルに頭をぶつけて死ぬ予定だったのです!
「死ねるか――っ!」
確かに嫌です、そんな死に方(笑)
死神の鎌がスコップやスプーンやフォークに変形したりと、もはやなんじゃこりゃ状態(笑)
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悪い所
後半のシリアス展開は全く肌に合いませんでした。
特にヒロインは、あれだけあほみたいに主人公を殺そうとしていたにも関わらず、後半では「生きるって大切なことなんですよ」などと言い出す始末!
言いたいことはわかります。
でも、前半と全然キャラが違う気がします。
終盤はかなり定番中の定番。王道中の王道ですね。
ありがちすぎて逆に珍しいです。
なんだか出てくる設定に、どれも“取って付けた感”という印象を受けてしまいます。
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総評
ベタベタなギャグには大変満足させられたのですが、後半の展開には唖然。
なんじゃこりゃーーーーーーーっ。
これほど直球なお話も、今時珍しい。
よくあるお話すぎて、逆に驚いてしまいました!
ツボを押さえたギャグは好みなので、次回作がコメディ一筋なら手を出したいところですが、シリアスパートは個人的にはかなりきついので判断に迷ってしまいます。
表紙やイラストの見た目通り、作風は子供向けな印象なので、買う方は表紙で決めても良いかもしれません。
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