書評/Room No.1301♯8
Room No.1301♯8
-妹さんはオプティミスティック?-
著者/新井輝
イラスト/さっち
富士見ミステリー文庫/富士見書房
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表紙はメイド服の冴子!
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良い点
相変わらず、キャラ同士の一風変わった会話がおもしろかったです!
特に、シーナと健一の「佳菜の胸を揉む揉まない」という談義には、にやにやさせられました (*´ー`)
というか後に発覚したのですが、佳菜もシーナが今まで胸を揉んでこないことを気にしていたという……。
この姉妹バカップルめ!
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出番は少なかったですが、千夜子の散髪が素晴らしかった(笑)
具体的には、健一が髪を切った後のつばめの正直すぎるリアクションが、おもしろすぎますっ!
「変も変。思いっきり変だってば。千夜子だって隣で絶句してるじゃない!」
あんたのリアクションに絶句してるんですよっ!Σ(゚▽゚;)
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一番良かったのは、終盤ですね!
佳菜と日奈の母親・波奈の、年の功を感じさせる鋭い意見には感心させられました。
「絹川くんは千夜子ちゃんのことを好きじゃないの?」
この質問には、ドキッとさせられました。
健一の「千夜子ちゃんは、確かに特別な子なんです」という言い方から推察したのでしょう。
もし彼氏なら、「愛してる」という方が自然なはずです。
この辺りから、作者の人物の感情の描き方の巧さの一端が窺えます!
全く大したものです。
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さらに、シーナが初めてライブをしたときにどうして「上を向いて歩こう」を歌ったのかを、歌詞から感じ取るという流れが絶妙。
これはちょっと感動ものでした。
そして、これでついにシーナ編の終わりが近づいてきたことを感じさせましたね。
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悪い点
視野を物語全体に広げてみると、お話はあまり進んでおりませんね……。
ようやくシーナ編は終わりに近づいてきましたが、他の伏線はそっちのけといった印象です。
もう少し波乱が欲しいところです。
終盤の山場以外は、少し退屈さを感じた場面がありました。
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総評
今回の締め方とプロローグなどから推測すると、きっと次巻ではついにシーナの正体が佳菜にばれることになるでしょうね。
盛り上がりに欠けるのが難点ですが、次回は修羅場が拝めそうなので、ちょっぴり期待したいところです。
キャラの掛け合いが大好きなのではありますが、これだけ内容が薄いとちょっと退屈さも否めないところでした。
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ただ、作者・新井輝の公式ブログでとんでもない情報が出ております!
さすがにそろそろ終わると思うのでもう少しだけお付き合いをば。
終わるのですか……。
こういう宣言が出たということは、残りは多くて見積もって3冊くらいでしょうか。
残念なような残念なような……。
次巻からは、きっと盛り上がると思われますので、期待してお待ちしたいところです。
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