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2006年10月 9日 (月)

書評/Room No.1301♯8

Room_no1301_8☆☆☆☆

Room No.1301♯8

-妹さんはオプティミスティック?-

著者/新井輝

イラスト/さっち

富士見ミステリー文庫/富士見書房

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表紙はメイド服の冴子!

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良い点

相変わらず、キャラ同士の一風変わった会話がおもしろかったです!

特に、シーナと健一の「佳菜の胸を揉む揉まない」という談義には、にやにやさせられました (*´ー`)

というか後に発覚したのですが、佳菜もシーナが今まで胸を揉んでこないことを気にしていたという……。

この姉妹バカップルめ!

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出番は少なかったですが、千夜子の散髪が素晴らしかった(笑)

具体的には、健一が髪を切った後のつばめの正直すぎるリアクションが、おもしろすぎますっ!

「変も変。思いっきり変だってば。千夜子だって隣で絶句してるじゃない!」

あんたのリアクションに絶句してるんですよっ!Σ(゚▽゚;)

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一番良かったのは、終盤ですね!

佳菜と日奈の母親・波奈の、年の功を感じさせる鋭い意見には感心させられました。

「絹川くんは千夜子ちゃんのことを好きじゃないの?」

この質問には、ドキッとさせられました。

健一の「千夜子ちゃんは、確かに特別な子なんです」という言い方から推察したのでしょう。

もし彼氏なら、「愛してる」という方が自然なはずです。

この辺りから、作者の人物の感情の描き方の巧さの一端が窺えます!

全く大したものです。

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さらに、シーナが初めてライブをしたときにどうして「上を向いて歩こう」を歌ったのかを、歌詞から感じ取るという流れが絶妙。

これはちょっと感動ものでした。

そして、これでついにシーナ編の終わりが近づいてきたことを感じさせましたね。

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悪い点

視野を物語全体に広げてみると、お話はあまり進んでおりませんね……。

ようやくシーナ編は終わりに近づいてきましたが、他の伏線はそっちのけといった印象です。

もう少し波乱が欲しいところです。

終盤の山場以外は、少し退屈さを感じた場面がありました。

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総評

今回の締め方とプロローグなどから推測すると、きっと次巻ではついにシーナの正体が佳菜にばれることになるでしょうね。

盛り上がりに欠けるのが難点ですが、次回は修羅場が拝めそうなので、ちょっぴり期待したいところです。

キャラの掛け合いが大好きなのではありますが、これだけ内容が薄いとちょっと退屈さも否めないところでした。

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ただ、作者・新井輝の公式ブログでとんでもない情報が出ております!

さすがにそろそろ終わると思うのでもう少しだけお付き合いをば。

終わるのですか……。

こういう宣言が出たということは、残りは多くて見積もって3冊くらいでしょうか。

残念なような残念なような……。

次巻からは、きっと盛り上がると思われますので、期待してお待ちしたいところです。

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表紙、これ誰だっけ?と思えてしまったのですが、なるほどあの人でしたね。喫茶店での [続きを読む]

受信: 2006年10月10日 (火) 00:56

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