書評/お隣の魔法使い(1)
☆☆☆☆
お隣の魔法使い
始まりは一つの呪文
著者/篠崎砂美
イラスト/尾谷おさむ
GA文庫/ソフトバンク・クリエイティブ
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まいじゃー推進委員会でオススメされているのを見て、読んでみました!
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良い点
メアリーとツクツクさんの会話が、実に微笑ましくて、心癒されました。
雰囲気がとても良いですね。
読んでいて大爆笑したわけでも、感動したわけでもありません。
極めて地味な作風です。
ただ、あったかい。
とてもあったかいのです。
流れる空気が。
物語を包みこむ空気が。
読んだあと、なんとも得がたい心地良さが残りました。
これは良いっ!
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内容自体に特筆すべき点はありませんが、あえて挙げるならばやはりラストでしょうね。
タイトルの意味がそこで明かされたのですが、まさかこう来るとは思いませんでした。
タイトルの付け方と意味の持たせ方が凄くうまいなぁ……。
一本取られました。
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悪い点
特にありません。
ただ味がある反面、地味な作風ではありますので、おそらく好みが分かれる作品かと思われます。
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総評
とても地味で心に残らないお話ではありましたが、非常に暖かな雰囲気に魅了されてしまいました。
うわぁ、まさに隠れた名作といった風情ですなぁ……。
この作品を赤枠でオススメしたトンボさんに、敬意を表明したいです。
作風こそ地味で大ヒットとは無縁でしょうが、どうか打ち切りになどならないで欲しい、ずっと保護しておきたい、そんな作品ですね。
読んでいて暖かな気持ちに満ち溢れました。
これは良い……。
ただ、とりあえず1巻の時点では“隠れた名作”ではあっても、決して“名作”ではありません。読む場合はその点を考慮してみてください。
私は早速近いうちに続きを読んでみようと思います。
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