書評/鳥籠荘の今日も眠たい住人たち (1)
鳥籠荘の今日も眠たい住人達(1)
著者/壁井ユカコ
イラスト/テクノサマタ
電撃文庫/メディアワークス
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鳥籠荘の住人達による短編連作形式の物語!
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良い点
現代が舞台の御伽話というイメージでした。
何はともあれ、第三話が素晴らしかったです!
ライトノベルでは割と珍しい、家族愛のお話でした。
個性豊かな住人達の中でも、際立つ個性を放っている山田親子の父親は、なんと着ぐるみΣ(゚Д゚;)
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娘に冷たくされたというのに、娘・華乃子(の飼っている金魚)の危機に素早く駆けつけた父(着ぐるみ)が格好良くて仕方がありませんでした!
着ぐるみの父を恥ずかしく思い、クラスメートには隠していた華乃子でしたが、少しづつ父と打ち解けていく過程がとても感動的でした。
良いお話や(TД⊂)
パパかっこいいっ!
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高い文章力に裏打ちされたテキストによって、何気ない日常を深く掘り下げて描くというのが、この作品の基本スタイルのようですね。
基本的に地味でゆったりしてはいるものの、飽きさせない展開やどこか郷愁感を覚える雰囲気が大変魅力的でした。
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悪い点
第三話以外は波乱が控えめな印象で、ほんの少し物足りなさを感じてしまいました。
ライトノベルというよりは文芸な作風なため、普段一般小説を読む方にはおおいにおすすめできますが、オタにはそれほどウケは良くないことでしょうね。
その点、私はどちらかというとオタなので、良く言えば落ち着いた、悪く言えばこじんまりとしたこの作品は、私の好みにぴったりな作風とは言えないですね。
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総評
本来、この作品で最も番外編的だった第三話を気に入ってしまった点は、私にとって皮肉でした。
全体的にもそれなりに楽しめたのですが、第三話だけは私にとって別格でした。
いやー、着ぐるみ親子のお話では思わず涙ぐんでしまいました。
パパかっこいい(≧▽≦)
もっと彼ら親子が見たいなぁ。
もっと出ないかなぁ。
次巻では彼らの出番が増えることを期待しています!
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