書評/“文学少女”と繋がれた愚者
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“文学少女”と繋がれた愚者
著者/野村美月
イラスト/竹岡美穂
ファミ通文庫/エンターブレイン
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「このライトノベルがすごい!」2007ベスト8!
2ちゃんねるラノベ板大賞2006上半期ベスト3!
ラノベサイト杯2006上半期ベスト3!
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良い点
今回の題材は武者小路実篤の「友情」でした。
心葉の三題話を遠子先輩が食べるお話は、もはや定番になりつつありますが、やはりおもしろいですね。大体、いつもいつも、お題からしておかしいよ! 今回のお題は「宮本武蔵」「ホットカーペット」「盆踊り」でした(笑) ゲテモノを食いたがってるようにしか思えませんっ。
今回は琴吹さんの出番が多かったです。 いやはや、まさにテンプレート通りの“ツンデレ”!ツン成分を大量に摂取できました(;゜∀゜)=3 なにしろクッキーを焼いてくる、雨の中駆けつけてくる、終いには“ピンクのうさぎ”のマスコットで恋愛運を高めようと、元かつぎしてますよ! 心葉、いい加減琴吹さんがかわいそうでしょ! 好意に気づけ、この鈍感めっ!
いやーもう、琴吹さんがデレになる日が、待ち遠しくて待ち遠しくて(笑)
一方、竹田さんも相変わらずですなぁ……。
(↓ネタバレにつき反転)
「楽しくありませんよ」
の一言には、ゾクリとさせられました。いつも明るく楽しそうに振る舞っていただけに、きつい。
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それにしても前巻同様、終盤の素晴らしさは筆舌に尽くし難いものでした!文化祭当日の朝、心葉の自宅前に待ち構えていた遠子先輩と心葉の会話!劇の途中で台詞を詰まってしまった芥川に対する、遠子のフォロー!そのどこまでも前向きな励まし!
このシーンの存在だけで、最高傑作級と呼ぶにふさわしい!
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悪い点
ないわけではないんですが、お気に入りなのでノーコメントです。
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総評
いやーーー、今回も素晴らしいお話を堪能させて頂きました。
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後半の遠子先輩のお言葉には、感銘を受けてしまいました。よくある励ましと言えなくのないけれど、これほど熱く語られてしまうと、ね。まるで、読者に対して遠子から励ましの言葉を訴えかけられているように錯覚してしまいました。思わず目頭が熱くなってしまいましたよ(笑)
最後のページでは次回の展開への伏線も張られましたし、次回も本当に本当に楽しみです。
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