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2006年12月17日 (日)

書評/オオカミさんと七人の仲間たち

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☆☆☆☆☆

オオカミさんと七人の仲間たち

著者/沖田雅

イラスト/うなじ

電撃文庫/メディアワークス

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第一次スーパー童話大戦!

(あとがきより引用)

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良い点

現代に甦った御伽話!昔話の輪郭は、微妙に残しながら9割以上アレンジされて綴られています。

このさじ加減が絶妙っ。元ネタはシンデレラや浦島太郎などですが、そのアレンジの余りの荒唐無稽さに笑いが止まりませんっ(笑)(Mに目覚めた“テニスのおーじさま”には笑わせれましたが、浦島太郎のイケメンぶりは、ちょっとアレどうよ!?)(笑)

お、乙姫がー!……大変なことに(笑)ネタバレかもしれないので内容は割愛(^^;)なんとも個性的な変人揃いでした。

初めは地の文章が俗に言う“神様視点”だったのですが、これも見事にハマっていますね。モノローグにツッコミを入れるシーンが、コミカルで笑えます!ラノベ界には、エンターテイメントに無関係かつ無意味に“神様視点”を乱用するラノベが散在していますが、今作品は“成功例”の方でしょう。

強気キャラはあまり好みじゃなかったりしますが、オオカミさんは例外です!終盤のかわいらしさといったらもう……!(あれもツンデレって呼ぶんでしょうか)一方で亮士も普段はヘタレですけど、やるときはやってくれますし、かっこいいっ!これはたまりませんっ。

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悪い点

うーん、特に思い浮かばないので、ノーコメントです。

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総評

見事な原作破壊っぷり(笑)おおいに笑わせてもらいました。大変満足しました。次巻では桃太郎が予定されているようなので、楽しみで仕方ありませんっ!

オオカミさんは、まさに名が性格を体言いるようですが、赤ずきんが腹黒かったりや浦島はイケメンだったり、これははどうなんだ、どうなんですかーー!?乙姫は……、いや何も言うまい……。いや、言えない、言えやしないよ……!

私、もしも浦島と同じ立場になれたら、たとえ死んでも本望です。はい。

次巻は購入済み、早速読みます!

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