書評/えむえむっ!
えむえむっ!
著者/松野秋鳴
イラスト/QP:flapper
MF文庫J/メディアファクトリー
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登場人物は、「マゾ」「サディスト」「男性恐怖症」「女装趣味」「シスコン」「親バカ」!
変態ばっか(笑)
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良い点
マゾの家系に生まれた生粋のマゾヒスト・砂戸太郎によるドタバタコメディです。
暴力をその身に受ける度、悦楽に震える太郎の姿に引いて笑わされてしまいました(笑)まあマゾ物の、お約束ですね。
個人的にツボだったのは、むしろ脇役の母さん&姉さんだったり。DVDプレイヤーで「母の日」を猛烈にプッシュする阿呆な努力に加え、「ハハノヒックショーンッ!」という強引なくしゃみ!おおげさな一挙一動と、デビルイヤー(&デビルノーズ)に、にやにや。
終盤の重めな展開には、驚かされました。どこかで聞いたような事件&ややご都合主義的な決着にも思えましたが、感情移入できたのでOK。辰吉の格好が意外な伏線になっていたことに、驚かされました。
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悪い点
美緒が暴れる→太郎が悶える。
という、単調なパターンが多いため、途中でちょっと飽きてきたかな。次巻があるなら、新パターンが欲しいです。マゾ展開だけじゃ、ちょっと単調にすぎるかと。
あとちょっとお約束パターンが、多すぎるかな。美緒が猫が苦手だという設定は、隠さずともバレバレでした。
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総評
なかなかおもしろかったです。
後半のシリアスな流れは、ちょっとありがちですが、まあ悪くはないかな。個性的な属性のキャラが揃っているので、次巻も楽しめそうです。
ただ、太郎はネタ小説によくいる程度のマゾキャラだったので、もう少し捻りが欲しかったかなぁ。後半、意外と熱いところを見せてくれたのは良かったんですけどね。
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