ラノベ編集者が語る、ラノベレーベルの現状
以前と同じラノベ編集者の講義で、聞いた話です。ラノオタよりも、ラノベ作家志望に役立つ話かもしれません。業界人の意見は、読者側の見方と微妙に差異があるようです。
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電撃文庫
「安泰ですね。毎年のように有望な新人が現れて、次々ヒットを出しています。業界の売り上げに占めるシェアは、5割程度。ほとんど無敵です」
――まあ、電撃文庫については、想像通りでした。
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角川スニーカー文庫
「数年前までは、ガンダムのノベルが強かった。売り上げの大半が、ガンダムだといっていい。一方、ライトノベルからはヒット作が全く出ず、深刻な危機的状態でした。そう、数年前までは。ハルヒのヒット。これが非常に大きかった。これでもう、しばらく安泰といえるでしょう。ただし、ハルヒに続くヒット作が出ていないのが、懸念材料ですね」
――ハルヒのヒットは、角川スニーカー文庫を救ったようです。
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富士見書房
「三大レーベルで最も深刻な状態なのが、富士見書房です。新人が完全に枯渇している。もはや、過去の遺産だけでも保っていると言って、過言ではありません。ちなみに、スレイヤーズの短編集。あれを出すだけで、会社の人間全員が食っていけます」
――BBBやフルメタは健在ですが、話に出てきませんでした。数百万部のヒット以外は、まるで眼中にないかのような口ぶりでしたね。
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――上記の、角川グループ三大レーベルが、ラノベ市場の8割を独占しているのですとか。
つまり、以下のレーベルは僅かに残った2割を分け合っていることになりますね。
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ファミ通文庫
「ノベルとノベライズをバランス良く出しており、安定軌道に乗っています。」
ラノオタにはスルーされがちなノベライズ作品ですが、実は安定した売り上げをあげている模様です。
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スーパーダッシュ文庫
「編集の質が低い」
※追記
確かにそう聞きましたが、信憑性が微妙です。「質が低い」理由を述べていた気がしますが、忘れてしまいました。真に受けないほうが、いいかもしれません。
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MF文庫J
「『神様家族』『ゼロの使い魔』のヒットで、僅か数年で安定した力をつけるに至った。大したレーベルだ」
――MF文庫J、GA文庫、HJ文庫は、多くの作家が被っているため、編集者同士で、蜜に連絡を取り合ってスケジュールを調整しているんだそうです。
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その他のレーベルについては、特に語っておりませんでした。さて、どのレーベルの編集者だか、わかった人はおりますか~?正解は教えられませんけどねー(笑)
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番外編 ガガガ文庫
これは、とある筋から聞いた話ですが……。
私が「既に飽和状態であるラノベ業界に参入するにあたって、ガガガ文庫はどういった戦略を取ると思われるでしょうか?」と質問したところ。
「戦略?小学館は大手出版社だぜ。戦略なんか必要ない。普通にやれば、それだけで売れるんだよ。むしろ、他の出版社さんは、“ご愁傷様ですね”って感じですよ」
だそうです。
数年後。もしかしたら、ガガガ文庫がラノベ市場を、席巻しているのかもしれません。
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コメント
>電撃
やっぱり王者は電撃でしたか…電撃大賞に入賞しなくてもデビューする人とかいますからね。新人の人にとっては門扉が広いのがいいんでしょうか?
>ガガガ
その割には、あんまパッとしな(ry
僕の友達は一人も知らな(ry
うちの本屋には一冊も(ry
投稿: i-nya | 2007年6月16日 (土) 11:34
>電撃大賞に入賞しなくてもデビューする人とかいますからね。
その代わり、競争率も高いですけどねっ。
>ガガガ
ま、まあまあ!!
ほら、まだ創刊してから1ヵ月ですし(笑)
今はまだ知名度が低くても、数年後にはどうなってるかなんて、わかりませんよっ!?
でも、なんだかんだで小学館ですからねえ。
末端レーベルに比べれば、将来は安泰だと思われますよ~。
投稿: Mr.もやし | 2007年6月16日 (土) 12:07
いや、すいません。なんか、
ご愁傷様ですね”って感じですよ←が結構腹に据えかねるものがあったので…文章であらわすと以下のような感じの怒りです。
なんだろう…この内から湧き上がってくる衝動は…!!感情は…!?
熱く!!切なく!!狂おしい!!
そしてふと気づくと私は夕焼けの色がまぶしい河川敷に一人立っていた。私の足元にはダンボールが、ダンボールの中には全裸の女体がおしげなくさらされている雑誌の束がある。
私は辺りを見渡し、誰もいないことを確認した。心の中は最高潮に乱れている。今だ。取るんだ。簡単さ。一冊つかんむんだ。シャツの中に隠せばいい。それで自転車をこぐんだ。全速力で家に帰ればいい。でも誰か見てるかも。第一捨ててあるものだし汚い。虫がついてるかも。まだ14歳だし。見ちゃいけない。このまま帰ろう。心の中で二人の自分が言い合う。つかむんだ。いや見るな帰るんだ。心臓の音がうるさくなってきた。足も震えている。一歩も踏み出せない。後ろにも。前にも。なぜか涙が出てきた。何でだろう。そうだ情けないからだ。こんなことすら決断できない自分は最低だ。きっと社会からも必要とされない。そんなの嫌だ。なら決断するんだ。さあつかめ。いや帰れ。
思考は堂々巡りを繰り返し、終わることが無い。私はどうしたらいいか分からない。そこに立ち尽くすばかりだった。
…ふと気づくとあたりの景色は私にとって見慣れたものになっていた。そう、私の部屋だ。いったい私はどうしたのだろう。記憶がまったく無い。夢か?と思い、ふと手を見ると、そこには
エロ本が
そこから先の情景は音の無い記憶として今も私の中に残っている。
何も考えられなくなりページを開き、妄想の世界へと逃避する僕。突如開いた部屋のドア。我に帰る僕。口を大きく開けた母。母の目にはあられもない僕の姿が。閉じるドア。崩れ落ちる僕。
次の日から、母が扉をノックするようになった。そうか。これが成長か。僕はまた一つ大人の階段を登れた気がしていた…
…あれ?あー、すいません。間違って思春期の思い出を書いちゃいました。直すのもメンドイのでこのままにしときますね。てへっ
投稿: i-nya | 2007年6月16日 (土) 23:20
盛大に吹かせて頂きました(笑)
読んでる途中から、明らかに「関係ねーーー!!(笑)」とツッコミを入れてしまったではありませんかっ。
そんなi-nyaさんには、とっておきの一言をプレゼントしようと思います。
“ご愁傷様ですね”
。・゚・(つД`)・゚・。
投稿: Mr.もやし | 2007年6月17日 (日) 00:50
ガガガは何か雑誌を出してますかねぇ?
ファンタジアならDM
電撃ならhp
スニーカーなら野生時代(いつの時代だ
HJ文庫ならRPGマガジン改(きくたけ載ってません
文庫だけで売ってるのかなぁ・・・?
投稿: みちくさにゃんこつ | 2007年6月17日 (日) 13:50
>「戦略?小学館は大手出版社だぜ。戦略なんか必要ない。普通にやれば、それだけで売れるんだよ。
そうはいうが、今のように妙な具合にラノベが盛り上がる前夜ぐらい(2001年ごろ)に撤退した小学館のスーパークエスト文庫はなんだったのかと。それともあれは「普通」にやらなかったのか?(確かに特撮のノベライズが多いのは普通じゃないかもしれないが)
それと、ルルル文庫はどんなもんだろうな?
新人育成を怠ったため(というように聞いている)消滅したパレット文庫の後継レーベルだそうだから、ここで心機一転という感じなんだろうか。また同じように新人育成を怠らなきゃいいけどな(笑)
関係ないけど、今回のガガガルルルの中で私が買ったのは西谷史氏の「黄金の剣は夢を見る」だった。この方まだ生きていたのかと驚き、しかも少女向けレーベルだったので眼を疑ったけどね(笑)
投稿: アルパ | 2007年6月17日 (日) 14:56
初めまして。
小学館ラノベの前に、小学館文庫がひどい事になっている・・・
と言いたかったのですが。
投稿: サイン | 2007年6月17日 (日) 23:54
>みちくさにゃんこつさん
>
ガガガは何か雑誌を出してますかねぇ?
出してないですよ~。
創刊の予定も聞かないので、しばらく出ることはないと思います。
>アルパさん
>スーパークエスト文庫
うーん、どうでしょうねえ。
私には知る由もありませんが、本腰を入れていなかったのかもしれませんねー。
ルルルについては、私は情報をほとんど把握していなかったりします(苦笑)
女性向けは、私はあまり読まないんですよー。
>サインさん
>小学館文庫
そっと忘れてあげてくださいw
投稿: Mr.もやし | 2007年6月18日 (月) 01:30
空気読まずに誤字とか指摘
「間に受けないほうが」→「真に受けないほうが」 かな?
投稿: ぬ | 2007年6月18日 (月) 20:02
というか、あの小学館がそんなことはいわんだろう。
立場が決まるとがらりと豹変するあの会社が。
投稿: うさぎ | 2007年6月18日 (月) 21:00
>ぬさん
ありがとうございます(汗)
いやあ、お恥ずかしい。
>うさぎさん
>立場が決まるとがらりと豹変する
そうなんですか!
投稿: Mr.もやし | 2007年6月19日 (火) 02:08
ラノベはスレイヤーズしか認めない
という古い人間の俺には
富士見の深刻さを危惧しつつ
スレイヤーズの活躍がとても嬉しい。
投稿: saburo-ta | 2007年6月20日 (水) 01:07
>saburo-taさん
私にとっても、スレイヤーズは忘れられない心の名作です。
投稿: Mr.もやし | 2007年6月20日 (水) 01:46
ガガガとラララって今ん所コミックのノベライズしか見かけてないような。
しかもコミックの横に置いても大して動いてねぇ。
まぁ、様子見だな…
投稿: ほにゃさん | 2007年6月20日 (水) 23:34
ルルルはドラマCDとか色々とタイアップして、盛り上げるつもりみたいです。
昔のFT時代と違って、ライトノベルは男子優勢ですから、それとは別方向から攻めるつもりなのかなぁ。
投稿: サッサ | 2007年6月21日 (木) 02:58
>ほにゃさん
さりげなく、大賞とガガガ賞が出てますよ~(笑)
どちらも意外と好みな感じで、驚きました。
>サッサさん
ルルルは執筆陣が豪華ですから、女子勢にはウケがいいかもしれませんねー。
投稿: Mr.もやし | 2007年6月22日 (金) 02:32
ラノベというとソノラマ文庫しか(と言うか言葉自体)なかった時代の人間としては、
あれが今どれくらいの位置なのか知りたかったり。
とりあえず、菊地秀行は売れてるんじゃないかと思うのですが。
投稿: sw | 2007年6月24日 (日) 04:42
ソノラマやハヤカワについては,触れていませんでした。“ラノベ”であるという認識が、なかったのかもしれませんねー。
でも、菊地さんは有名ですから、きっと売れてるでしょうね!
投稿: Mr.もやし | 2007年6月24日 (日) 09:53
でもや、そんな言うほど電撃って面白い本がでてるとは思えないというかなんでこんなヒドイ物を本にしたのって代物もゴロゴロしてて、玉石混交、下手な鉄砲も数撃ちゃあたる的な印象がどうしても拭えないんですが。そこんとこ、どうか。
投稿: | 2007年6月26日 (火) 10:10
あはは厳しいご意見ですね(苦笑)
確かに電撃でも、ときおりひどい作品を見かけることがありますよね。
ただ、それは出版業界全体にいえる傾向だと、私は思うんですよ。
要するに、本になるまで、売れるかどうかわからないんです。
文章力が低い小説でもヒットすることがありますし、逆に作家が腕利きでも売れないことが多々あります。
どうしても数打ちゃ当たるという売り方に、なってしまうんですよね。
売れていても楽しめるかどうかわからないのが現状ですから、感想ブログを活用して単純に“おもしろい”作品だけを発掘していくのも、一手かもしれませんね。
投稿: Mr.もやし | 2007年6月26日 (火) 23:33
小学館凄いっすね。ほんとだったら良いんですけど。
ガガガ大賞に作品送ります!
投稿: md | 2007年7月30日 (月) 11:54
おお、がんばってください!
受賞できたらいいですね。
投稿: Mr.もやし | 2007年7月30日 (月) 23:58