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2007年7月11日 (水)

書評/悪魔のミカタ666(2)

666_2☆☆☆☆☆+

悪魔のミカタ666 2

スコルピオン・テイル

著者/うえお久光

イラスト/藤田香

電撃文庫/メディアワークス

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くああああっ、おもしろい、おもしろすぎるぅぅぅ!!

熱い、熱い。とにかく熱いっ!

特に、洋平の格好良さが最近異常です。こ、こんなに格好良いキャラだったっけ……!?日奈を行き返せようとしているコウの選択を、一概には否定せず、ただただ自らの信念を貫き通そうとする生き様に痺れるぅ、憧れるぅ。

日奈(コピー)との会話でも、全く物怖じせず自分を貫き通し、意志が曲がる気配が微塵も感じられません。伊達に、堂島コウと付き合いが長いわけじゃありませんね。この意志の強靭さは、まさしくコウを彷彿とさせます。

物語は、真島綾と小鳥遊とイハナが、コウを巡って1日交代でアプローチを仕掛けていく――というもの。

グレイテスト・オリオンの影響で、やけに熱血な関谷とホミンの騎士発言が、笑えることこの上ありませんでした。何より、関谷のレポートを読んだイハナのたじたじな姿が、微笑ましい。素晴らしい。

菜々那の演説の熱さも凄まじいですね。私が生徒の1人だったら、思わずついていってしまいそうです(笑)対するイハナが、口篭ってしまったのには、非常に驚きました。こんなに弱々しいイハナが見られたのは初めてですね。かつてない事態に、どきどきさせられました。しかし、だからこそ、コウの「……ハナちゃん!がんばれ!」が効果的でした。潔く敗北を認め、相手に追随してみせたのは、さすがでした。

3日目に突入した時は、イハナと小鳥遊だけでなく、私まで思わず内心小躍りしてしまいましたが――、ああ、ちょっと残念。いや、イハナの選んだ道は、この上なく共感させられるものでしたが、期待していた例のシーンがなくて、残念でした。まあ、次巻に期待しておきます。

メインキャラはもちろん、脇役まで大車輪の大活躍を見せる「悪魔のミカタ」の最近のおもしろさは、ちょっと異常な気がする。ごめん、正直、たまりません。

スコルピオン編の最後である次巻は9月発売。大して間が開かないのも嬉しい限りです。続きが最も待ち遠しいシリーズの一角だなあ。

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