書評/神曲奏界ポリフォニカ ぱれっと
神曲奏界ポリフォニカ
ぱれっと
著者/あざの耕平・浅井ラボ・三田誠・神野オキナ
イラスト/山本ヤマト他
GA文庫/ソフトバンク・クリエイティブ
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ゲスト作家4人による短編集です。
たとえ時が経とうとも(三田誠)
ポリ紅からレンバルトが登場。渋い雰囲気と切ないストーリーに満足。でも、これはレンバルトじゃないよなあ…。格好良すぎて。
音色は遠く、耳に届かず(浅井ラボ)
さすが暗黒ライトノベル作家。娘・ベーシュカを平気で殺す主人公。“頚骨が折れ、延髄を破壊”に代表される、殺人描写の生々しさ。狂ってますな。おもしろいかどうかはともかくちして、鮮烈な印象が残った作品でした。
ワイルドウェスト・いえろー(神野オキナ)
これは良い西部劇でした。タイトルに“いえろー”と付いているということは、もしかして……?
ダン・サリエルと白銀の虎(あざの耕平)
大本命。
いやあ、サリエルとモモの軽快な会話が、笑えること笑えること。メイドの婆さん・セラも、良い味出してますねえ。年甲斐もなく、はしゃぎすぎ(笑)お嬢様を放置して。
しかも笑えるだけでなく、ポリ白と巧く絡めてますね。おそらくアマディアはスノウドロップの子孫。主人公を巧く引き立て役に回すことで、原作者に敬意を払った内容になっております。しかもわずか100ページながら、音楽の魅力を余すことなく描いた、まるで音楽小説のお手本のような短編でした。素晴らしい。協調性抜群ですなあ、あざのさん。
あと、コジの「ニャー」には吹き出してしまいました。
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コメント
>音色は遠く、耳に届かず(浅井ラボ)
>さすが暗黒ライトノベル作家。
うむ.久々に見かけて,相変らずでした.つーか,この作品群の中,明らかに狙ってグロってますよね(笑).安心しました.
投稿: ほげ | 2007年8月21日 (火) 00:21
>安心しました.
この内容で、読者に安心感を与えてしまう作家って貴重ですよねっ。
読み終わって今思いますと、4編の中でもあからさまに浮いてて笑えますね(笑)
投稿: Mr.もやし | 2007年8月21日 (火) 01:02