書評/悪魔のミカタ666 4 スコルピオン・デスロック<下>
悪魔のミカタ666 4
スコルピオン・デスロック<下>
著者/うえお久光
イラスト/藤田香
電撃文庫/メディアワークス
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“凄まじい”のひと言に尽きます。
全校生徒が裸で入り乱れる体育祭のクライマックス、棒鳥騎馬戦。
人智を超えた熾烈な戦い模様。
ここで既に、予想の遥か上を行っていましたが――
しかし、本当に驚愕させられたのは、祭りの後。
壮大な戦いは、あくまで囮にすぎなかった。
絞りに引き絞った、洋平の策は放たれた。
コウの野望を止めるべく、洋平の考え出した決定的な策は、“グレイテストオリオンによりコウになる”ことだった。
新たにコウに立ち塞がることとなった“ノットB”
彼が“ジィにキスをした”ことで、7巻あとがきでの伏線が、現実に近づいたと思って間違いないでしょう。
“コウのイハナへの告白”。
“おに”とか、もう最高。
おめでとう。おめでとう。
確実に読者の予想の上を行くことにかけて、追随を許さない“悪魔のミカタ”シリーズ。
全17冊と敷居は高いです。しかし、それでもついてくる読者が後を断たないからこそ、ここまで続けられているのでしょう。
極めて濃厚で魅力的な人物描写、特に主人公・コウ、イハナだけでなく、すべての脇役が主役級の魅力を秘めている点が、素晴らしい。ブラボー。
紛れもないく、傑作シリーズの一つです。
今回もおもしろかった。
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コメント
>洋平の策
正直、どうあがいても洋平ではコウにかなわないと思っていたんですが…あんな手があったんですね。コウの一番弟子っぽい手口も見せてましたし。
>7巻あとがきでの伏線
これも「どうやってこんな状態にもっていくんだろう」と思っていたんですが、この方法なら確かに納得です。すごいなぁ、洋平。「アレ」も半分持っていっちゃったし、どうやら13巻のあの人も味方になったぽいですし、一気に一番の障害じゃないですか。
続きがホントに楽しみです。昔どおりの速筆で、ぜひお願いしたいですね。
…ただ、今回の話で、アニメ化は絶対になくなりましたねw
投稿: i-nya | 2007年10月12日 (金) 22:12
>…ただ、今回の話で、アニメ化は絶対になくなりましたねw
私も思いましたw
さすがにこんな裸祭りを映像化するわけにはいかないでしょうね。
見たいけど。
なんかもう、凄くおもしろくなりそうな展開で何よりです。
書くの速いですから、待たされずに済みそうなのも嬉しいですね。
投稿: Mr.もやし | 2007年10月13日 (土) 01:39